sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

2/4検討会  +サウナ練

半期が終わり、ショ内では最も早いチクサン実績検討を迎えた。

作物なら4月から9月末が終われば生育だけではなく、収穫作業もほぼ終了し、成績が集計できればほぼ実績検討できるのだが・・・。

チクサンでは経営的な要素が色濃いため個人事業者1~12月の会計期間に基づく決算が大きな要素となるため4~3月の方が都合が良いが、前半戦が終わると大きな山場の夏が終わったということは間違いない。

 

さて、丸1日掛けてとりまとめた実績のペーパーを所内外の検討メンバーに説明する。

資料づくりも難しいが、説明は更に難しい。

まず、活動計画の背景・理由があり、具体的な活動内容がある。

それに対して、4月以降の活動内容を左側に書き入れる。

活動対象の変化や、取り組みに対する実績を真ん中の列に書き込む。

そして、課題とか、今後の取り組み予定を右に入れる。

 

例えば、トウモロコシの生産・利用・経営改善というテーマがある。

これに対するフキュウの活動は、

 1.生産・・・生産拡大、単収増加、雑草対策、獣害防止など

 2.収穫調製・・・細断長、踏圧、コントラスケジュール調整など

 3.利用・・・品質調査、夏場の廃棄率調査など

 4.経営改善・・・生産コスト分析、経済効果の個別検討など

これらの内容を、現地巡回や研修会、経営検討の中で進めていく。

 

様々な意識啓発や改善のための取り組み資料を作成して提示するが、

肝心なことは、対象となる農家が、どんな取り組みをして、どんな結果になっているか。

働きかけしても、全く響かない場合もあるし、情報提供だけでどんどん取り組む人も居る。

 

そんな活動の振り返りを半日掛けて行っていくが、

人によって、課題によって、その進捗具合も対象農家の反応も様々。

取り組みが進めば、その進捗状況を数値化することが大切となる。

 

東部では、トウモロコシの発芽密度や生育状況、そして収穫量を把握している。

収量調査は、22年まではほとんど行われていなかったが、今年は35箇所になった。

8戸50ヘクタール、年間1,500トン程度のトウモロコシが成牛400頭ほどの胃袋に入る。

単純計算では、1頭年間3.75トンとなり、1日平均だと10キロあまり。

飼料高騰の折、出来れば15キロ以上にしたい。

もし15キロとすればサイレーシ生産費は150円、乾草に換算すると約300円。

400頭なら1日6万円の経済効果で、年間では2,200万ほどになる。

60頭程度では330万程度の効果となる。

 

毎年、この繰り返しだが、振り返らないとわからないままになりがちだ。

計画・行動・振り返り。

年を重ねたからと行って、そのスキルが上がるとは限らない。

むしろ、口先だけが巧妙となって、現場の動きは鈍るケースが多い。

年寄りが増えると、その傾向が強まる。

そうならないよう、そんな環境下に埋没しないよう気をつけなければ。

 

定時退庁。

久しぶりにサウナってみる。

カインズにニュー温泉が営業しはじめたお陰なのか

立川も鹿野もお客さんは少なめ。

1時間たっぷりと汗を流す。

水分抜いたお陰で体測は今期最軽量だが、足の疲労感がハンパなし。

よって休養に徹する。

 

夜、杏の番組を夫婦で見る。

御嶽山に岐阜県側から登頂していた。

輝く女は、身も軽く、しゃべり続けながら登る。

う~ん?

誰かにそっくりだ・・・