下り 考察
先週の氷ノ山でY本さんが下りのダートで落車していろいろと考えていた。
私も大山MTB大会のゲキ下り箇所で調子こいて突っ込みコントロール出来ず肩から落車して痛みだけ残った記憶はまだ鮮明のまま。
ダートの下りはいつでも苦手意識があり、ついつい目先を見てしまうクセもなかなか取れない。
Y本さんも話していたが、溝があるとついつい見てしまい、見てしまうと、なぜだかそこを通ってしまうらしい。
見ることで意識とつながり、そこに引き寄せられてしまうのだろうか。
私にとっての下りは、もともと飛ばせないので、安全第一が基本と思う。
王滝トレーニングでは、しっかりと登りを頑張って、下りはラインを早め早めに見極めて、視線をなるべく遠くに置いて下る練習を積み重ねたい。
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さて、最近気になること。
一般道を下るTT的なことやタイムについて、ブログなどに掲示されている。
個人の責任だから関係ないかもしれないが、それはレースではない。
最近は歩いている人も多い。
万が一事故ったら、単独でも、相手が自転車でも、車でも、加害者でも、被害者でも、当事者も、家族も、何一つ良いことはない。
先の残り少ない我々ならまだしも、20代~30代など将来ある人も多い。
なので、下りを誘惑するようなことを自慢げに書くことではない。
子供ならまだしも、いい大人が書くことではないと思う。
もし自慢するなら、登りのタイムを自慢すべし。
我々の責任のひとつは、自転車を楽しむ事だけではなく、将来自転車でもっと活躍する人たちの模範となることだろう。
いろいろ意見もあるでしょう。
とりあえず、これが私の意見。
書いた以上、自分自身も今まで以上に戒めて乗るべし。