sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

2013 春の王滝 雑感 

今年3回目の春王滝。

1回目は2009年、興味本位から無謀な初参戦。

当日は、大雨の中、泣きたいぐらいの寒さと疲れと両足痙った記憶のみ残っている。

去年はY本さんと、これも苦しかったが7時間ソコソコで満足した。

今年も行くぞと意気込んでみたが、年明け以降はこの有様で、言い訳ばかりが先行する。

でも行く、1人でも行くことだけは決めていた。

 

王滝村

http://www.vill.otaki.nagano.jp/

御嶽山を南から仰ぎ、山岳信仰・スノーシーズンや登山の観光資源があり、村の大半を占める山林では木曽杉などの林業が産業として成り立っている。

木曽川の上流で、ダムが多数、水力発電も盛ん。水は遠く愛知用水まで運ばれているようだ。

人口は900名ほど、日本の山村が抱えるメリット・デメリットを全て網羅していそうな立地条件と前から感じていたが・・・恐らく財政面や行政面でも鳥取の山村が抱えている問題のヒントになるところだろう。

 

自転車を始めて5年が経ったが、最近思うのは、好きで乗る人も多いが、自分のためだけではなく、こうした山村に行くことで地域振興の手助けにもなるなあと。

バイクで林道を勝手に走るのはどうかと思うが、山村をエッチラコッチラと自転車で登っていくバカを見て、地元の人は感心することもある。

900名の村に1200名のMTBライダーが来る。

宿やスーパーやスタンドに寄ればみんなが応援してくれる。

それなりのお金を払い、ある意味潤うだろう。

 

SDA王滝はまだ10年ほどで、参加者の意識も含めてまだ完成している域ではないが、ヨーロッパのグリーツーリズム・エコツーリズム・スノーツーリズムなどを見本にMTBツーリズムとでも言えるような大会になってもらいたい。

 

鳥取県は一般的には全国1%と言われている。

予算とかいろいろな面で。

1000人参加する大会だとすれば10名。

知名度もまだまだだなぁ・・・

林道からの景色や100キロ走りきった感動など、まだまだ伝え切れていないのかもしれない。

 

とりあえず、春の参加は、その年走り出すための起爆剤でもある。

そして、秋は、夏までにどれだけ走れたかを確認する場でもある。

どれだけ続けられるかわからないが、5回・10回と参加していけられたらと思う。