学びシリーズ2 太った豚より・・
高校に通いはじめ、中学とは大きく変わった生活時間。
部活も大変だが、勉強についていけられない不安感が高いようだ。
迎えに行って乗車すると信号2つ目までにスゥースゥーと。
自宅までの貴重な睡眠時間を確保。
夕御飯のあと風呂に入り、1時間ほど勉強タイム。
10時過ぎに寝て、4時前から2時間ほど続きをする。
高校1年→最低2時間が目安とのことだが、後期になると3時間になる。
2年生だと更に積み重ねる必要があると高校からの通信に書いてあった。
部活との両立が大変なわけだが、
「部活しとらんと、テレビ見たり遊んだりして勉強できんから、部活に入って良かった」という。
十分な時間や環境が整っていても、できるわけではない。
常に自分を飢餓的状態に置くことで、前に進むタイプと言うことか?
そんな話を聞きながら「太った豚より、痩せた◎◎◎◎◎」というフレーズが浮かんだ。
これを問いかけると? 「知らんわ」という。
◎◎のところは固有名詞で最初はソとヒントを出したら、見事当てやがった。
イギリスの哲学者にして経済学者、ジョン・スチュアート・ミルの言葉。
「満足な豚であるより、不満足な人間である方が良い。 同じく、満足な愚者であるより、不満足なソクラテスである方が良い。 そして、その豚もしくは愚者の意見がこれと違えば、それはその者が自分の主張しか出来ないからである。 」
なかなか小難しいが、何歳になってもハングリー精神がその時々の課題解決に必要だと思う。
高校や部活に車で送迎する機会が多いが、昔からいつも不思議に思うことがある。
それは、子供をタクシーのように後ろに乗せている親子。
何故後ろに乗せる?
子供をお客さん扱いしているなら完全にばかげている。
子供の頃は助手席が1等席で兄妹で争っていた。
大きくなると後ろに乗りたがるのか?
関わりありを嫌がり、距離感を置くのか?
わからない。
息子との会話が弾まなくとも、2人なら絶対に助手席に座らせる。
例の女子高校生のように軽トラ送迎なら2シーターだから仕方ないが、
あるならちゃんと前の席に座っていくべきだ。
後ろに座っていることをいいことに携帯やゲームなんというのは論外。
親の都合で車に乗るなら仕方ないかもしれないが、自分のために送り迎えしてもらっているのに、同じ目線で前を向くのは当たり前、これは家庭教育の基本だと思う。