sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

2012 秋の王滝100キロ 振り返り

・スタート
今年の秋王滝は、やはりスタートが遅かった。
乗鞍に向けた氷ノ山アタックを梅雨明け頃から繰り返したが、林道トレーニングは結局今月になってから2回のみ。
1回目は若桜・糸白見林道15キロほど、2回目は氷ノ山林道50キロ。
やはり、津黒ステージが終わる7月末ごろから林道で繰り返し鍛えないといけない。


・マシン
今年の春に続きトレック・トップフェイル26インチ。
最後の最後までサスペンション調整に悩んだ。
ややリバウンドがきつめだったようだが、体重が減った影響もあるかないか?
タイヤ空気圧は2.4辺りでこれも高めだった。
低めより高めの方を好むが、登りでのスリップなどは気にならなかった。
むしろ、下りで跳ね気味、パンクの原因のひとつになってしまった。
カブトムシ的なバーエンドを久しぶりに使ってみたが、これが最高のポジションだった。
登りは上を、平坦部はサイドを、そして下りはノーマル部分を握った。
ハンドルポジションが多様な方が手の痛み緩和につながる。
指の関節部分の痛みは、長指グローブと1本もしくは3本ブレーキで対応したら大丈夫だった。
29erでの参加者が本当に増えた。
120キロ2位だった松本選手もいよいよ29インチ参戦だったようだが、私的には27.5インチブームが来て欲しいと。
http://blog.goo.ne.jp/26mashun/e/2c410c24be8a6a27b0e6613aca009c18?code=AQC_dKRV3YAlPzp3Fk_zyK4DlKlUExzFhim6mBD5mj0tB_AuqmL6tbOr6eo-GHkPRPqUtLCIbc1qda2rSKnVivMTYA86iUZ-t1gkgtPr3eiYq1XN3mfwuIBF2NiD5OKe7v6MgNbW9xT4xEMrs-rLazSqc0P3BV0GJNH-q4Rd8t_ZTozKhpAIL72Q2FmtjlljaDhgw2V3Ow1T7y_AOm7zq4Zm#_=_


・装備
バッグは軽量キャメルバッグに変更した。
軽量化もよかったが、吸水時にスムーズかつ適量水が出てきて楽だった。
ほうじ茶1.5リットルでスタート、途中追加で水を2度補給した。
水以外はほとんど入らないバッグなので、食べ物は極力少なくして、フレームに貼り付けた。
ようかん、パワーバーグミ、パイナップル味の蒟蒻畑など。
蒟蒻畑は、エネルギーではなく食感を楽しむためと空腹感を満たすため。
バンク修理に関しては、瞬間修理剤2本、チューブ2本、圧縮空気3本
瞬間パンク修理剤は、前述したようにMTBレースには向いてなかった。
タイヤが固くなり、乗り心地が変わる点と、タイヤ自体の損傷リスクが大きくなる。
あとは、醤油さし(中)にチェーンオイルを入れてフレームに貼り付けた。
これは100キロなら絶対必要、60キロを超えた辺りからチェーンの大合唱が始まる。
今回は、CP2で給油した。
ドロよけは、バービーテイルと手作りペットボトルドロヨケ、前輪のサスアーチ部分もカバーした。
ドロはねは、ほとんど気にならなかった。


・ペース
最初から焦らないこと。
集団で登っていくと、のぼせてペースが知らず知らずに上がってしまう。
最初の登りは前に出るが、ペースは上げないように。
CP2からが本番だったが、さてこれからという時にパンクを頂く。
とにかく、軽めのペダリングを意識。
負荷を掛けすぎると足痙りにつながってしまう。


・目標設定
以前のタイムと比較すること自体ナンセンスだが、ある種の目標となる。
CP1まで2時間半
CP2まで1時間50分
CP3まで50分
ゴールまで50分
これぐらいで走れたら・・・6時間で走破可能ですね。


・コース
去年もそうだったが、今年の王滝はコース自体走りやすかった。
理由は、
①後半の林道下りが結構砂利が敷き直されていて安定していたこと
②夏場に台風などの豪雨が少なく、林道が洗われていなかったこと
そのため、しっかり土や砂利が残っていて、ガレガレのコースが最小限となっていた。


・天候
気温が高くスタート時点でも半袖でも十分だった。
後半は木陰が少なく、30℃近くまで気温上昇したが、風は爽やかで心地よかった。
天気が良く、御嶽山も晴れ渡っていた。
後半は余裕が少なく、そんな写真が撮れなかったのが残念。


・総括
今年は100キロMTBを楽しく走れたのが一番良かった。
パンクも自分の技量のうちだろうし、いろいろな場面場面でどう対応するか、全ては自分自身に掛かってくる。
マシン・体力・精神力・気象・競り合う仲間など、いろいろな条件の中で半日以上も掛けて一歩一歩ゴールに向かう。
最後の下りに入る頃には、精根尽きかけてゴール後の開放感を考えつつも、あと少しで終わってしまうSDAを惜しむ気持ちすら感じられる。
まだまだスキルアップ・タイムアップの可能性はたくさん残っている。
勝手な試算だが、王滝だと1キロあたりのタイム短縮は5〜10分と考えられる。
まだ体には5キロ、マシンで2キロの余分がある。
7キロ×5分とすれば35分。
やはり6時間をひとつの目標として考えて行く必要がありそうだ。


最後に大会関係者、スタッフ、鳥取から同行されたメンバーの方々に感謝します。
また来年もがんばりましょう!!