sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

夏らしい天候

最近、ほぼ毎日、午後からは雨が来る。
なんとなく、やっと夏らしい天気となってきた感じ。
雨のお陰か、少し気温も下がってきたが、実は雨はあまり欲しくない。
そろそろ、飼料用イネの収穫が始まるからだ。


例年だと、盆明けから8月末頃にぐずつくことが多いが、今年は8月末まで晴れが続いた。
お陰で、絵に描いたようにコントラによる飼料用トウモロコシの収穫作業が完了した!!
約20ヘクタール。
排水明渠の不完全とか、雑草とか、出穂後の降雨の少なさとか、播種時期の遅れとか・・・
収量確保のための惜しい点は多々あれど、昨年比でも120点以上の出来だった。
アメリカの大干ばつなどによってコーンは史上最高のシカゴ相場を記録し、国内への飼料価格高騰が始まっている。
このコストアップを飼料増産によって少しでも埋められないか。


来年は、単に埋めるだけではなく、コスト自体を更に下げられるような取り組みを考えて、実践していかねばならない。
そのためには、9月から既に具体的に動き出す。
まずは、堆肥散布から。
秋にどれだけ堆肥散布を進め、土とトウモロコシ残渣と堆肥を混ぜ合わせることが出来るか否か。
堆肥を気温・地温が高い今のうちに土に混ぜ合わせることで、有機物の分解を促進させる。
土を起こすことで、収穫後に伸び始めている雑草もまた鋤込まれ繁茂防止に役立つ。


集中的に雨が降ったり、雨模様が続くと、ダンプによる堆肥搬入やマニュアスプレッダーによる堆肥散布が遅れる原因となってしまう。
適度な雨をお願いしたい。
と思っていたら、今日も雨、しかも八頭地域は大雨警報。
降り出すと止まらないから困る。


晴耕雨読。
雨の日には、農家は一休みの人もいれば、作業日には出来ない仕事をこなす人も。
そんなちょっとした気づきというか、仕事の積み重ねがやがて大きな仕事となるようだ。