sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

2012 春の王滝100キロ スタート〜CP1

スタート前の最後の軽量化を無事終えると、滝旅館の主=王滝神社神主による御祈祷が始まっていた。
御嶽山を仰ぎ、二礼二拍手一礼して安全祈願。
まだ気温は10℃前後のため、ジャージにアームウォーマーとスキンズ+薄手のウインドブレーカー、長指グローブで出発することに。

6時いよいよスタート、しかし前から2/3ぐらいのため30秒以上のタイムラグがかなりあってからペダルを踏みはじめる。
まずは、松原スポーツ公園から道路に出てパレード的に林道入口の氷ケ瀬まで進む。
道路幅一杯に並んだMTBだが、我先にと少しずつだが前に前に出ながら・・・
林道入口では42キロのスタート地点に向かう途中のY本さんが待っていてくれて写真撮ってもらう。
42キロは、更に上流7キロほどの滝越を7時スタート。
「頑張ろう!!」と言っていよいよ林道に。

林道に入ると、すぐに砂利の深いポイントがあり大渋滞。
一度足ついて止まるが、それが功を奏し、そこからある程度間隔を空けて走れることに。
ここから5キロほどは、ダブルトラックで進むが、右列が追い越し車線的な走り方となるが、気持ちを抑え気味に登るものの、徐々に体が暑くなってくる。
所々で止まってウインドブレーカーを脱ぐ光景に出くわす。
私は折り返して本格林道に入るポイントまで上がって脱ぐことになった。
脱ぐと風が涼しく、気持ちいい。
ここから10キロはひたすら登るが、最初は2列で、そして徐々に1列で行儀良く進む。
ハチ北同様、春は比較的林道が締まっている感じで走りやすい。

峠を越えると、一気に降下が始まる。
後ろ集団のせいか、下りでの飛ばし屋はほとんど居ない、むしろ抜きたいぐらいだが、ここでも無理はしないように進む。
パレード区間を含む最初の10キロはほぼ登りだったが、49分19秒。
次の10キロは登って下って、42分03秒。
更に10キロは、ほぼ上り基調で53分12秒。
+3キロで最初のCP1、34キロ地点は2時間35分42秒だった。
目標タイムより速くまずまずの出足。
まだまだ足も軽いが、登り区間ではさすがに腰にくる。
CP1は下った谷底にあるため、止まらずそのまま通過する。

CP1までの間、2人に声を掛けた。
1台目は超幅広タイヤでコギコギ登っていた方。
安転換抜群だが、たぶん相当な抵抗があるだろう。
がんばってくださいと声掛けして。

2台目は29インチのナイナー。
ずっとダンシングで登っていたので・・・
よく見たら・・・サドルがない!!
凄い修行かと思いきや「サドルの櫓が壊れてしまった」とのこと。
やむを得ずダンシングで漕いでいると・・・
これは30キロ地点の話。
その後どうなったか・・・気になる。

景色も、御嶽山を仰ぎながら走れるため、気持ちよく、風がさわやかで心地よかった。
9時を越える頃には、徐々に気温も上昇してきた。
辛抱のCP2までの道程は長かった。