sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

今年の冬を科学る

12月から始まった法人勉強会。
ちょうど冬本番を迎えつつある頃だったが、あれから4カ月。
今年の冬はかなり寒かった印象だが、その影響は各地に。


今日は東部のとある先生の勉強会が開かれ参加。
ここでも、冬場の栄養学について教えてもらった。
そこで知ったこと、今年は現場では圧倒的に流産が多かったとのこと。


たぶん牛だけではなく、豚も多かった。
妊娠後期の子牛や子豚が大きくなる時期に寒さによるストレスとエネルギー不足が原因。
いや子牛へのタンパク不足とのこと。
生まれてもやや正常とはかけ離れているため、今度は肺炎や下痢に見舞われる。
冬から春にかけて分娩した牛の今後を追跡しなければと思う。


あと、胸腺スコアについても学んだ。
しっかりした胸腺と肥育成績は相関があるとか。
このスコア、誰か付けられる人いるのか・いないのか???


「牛は常に正しい」
間違っているのは、飼養環境を作り出し、飼養管理する人間そのもの。
牛はしゃべらないが、常に体で健康だとか、病気だとか、そのままを表現している。
それに気づくも気づかないも、全て人しかいない。