sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

器用・不器用

最近は、毎週・毎週、週のほとんどを経営検討の準備と現場検討に費やす日々。
もっと現場でサシバエやらカウコンやら、様々な調査とか、改善実践を進めたいがままならない。
現場にいながらジレンマとの戦い。
現場にいるなら、もっと現場に根ざした、現場に役立つ、そして感動を共にできる仕事を考える必要がある。
先日の所長との面談でも、それを再認識した。
但し、ショロウズとなり、そろそろ人材育成も必要な世代。
その次世代と一緒に経営検討を進める。
仮定の試算をするのは虚しいが、それでも検討の過程で課題発見したり、次の展開を考えたり、それぞれの発想を働かせる。
最後は、試算と実践との比較検討を同時並行的に、継続的に進めることになるだろう。


検討に際して、
本当に農家の不器用さを感じることが多い。
家畜を飼うというのは、日々の観察がたよりで、家畜の変化を感じ、臨機応変に対応する。
それをある人は「任務」と言い、「責任」とか「愛」だと言う人もいる。
愛だとすれば家畜だけでなく、経営の先にある家族への愛でもある。
そして「努力」だという人も。
毎日の努力の積み重ねが、やがて積もり積もって形となるのだろう。


これらは、私たち全てに共通している。
先日「資料作りとか器用だ」とほめられた。
誰のことか気にもしてなかったが、最近は怠け癖がついてしまって、どうもイケてないと思う。
器用さだけではなく、もっと地道な努力が必要だ。
努力に関して私の思考パターンとしては、何もしていない時、運転する時、寝る前など、いつでもその課題について考え続ける。
努力し、継続し、思い続ける、片思いのような状態を長く長く。
それが長ければ長いだけ、楽しみも多い。
何でこんなばかばかしいことをやっているんだと思い、
不器用だなぁと感じながらも。
たまには、アハ体験の瞬間もやってくる。
経営検討に対してももっともっと不器用さを発揮する必要があるようだ。