sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

まだ、張る。

11月になって、寒々とした日が続く。
先週に続き、ある団地でsasibaeネットを張った。
先に農家自身がワイヤーを張っていたので、極めて短時間に張ることが出来た。
というか、自分自身でも張れただろうに・・・
律儀に待ってもらうこともなかったのだが、自分ではやろうとしないところがその農家らしさだと感じた。


いつもながら、張る作業を進めながら農家の人と話す時間が私にとっては宝になる大切な時間だ。
今日は普段話す機会のないお母さんと話すことが出来た。
皮肉にもお母さんはsasibaeネット効果について、去年張った農家のお母さんから聞いており、やりたさ半分・不安半分だったようだ。
一歩踏み出す勇気、それ自身は大きな問題ではないように見えるのだが、実際にはそうではないようだ。


実際、躊躇していた理由は、
★換気が必要となること
★ネットにホコリがついて掃除が大変そうだということ
だった。


換気が必要ならば、換気扇の増強を図れば、カウコンフォートにもつながるし、彼岸以降は問題ないことを説明したら、納得された。
ホコリがつくことに関しては、もちろん気にするほどきれいな牛舎ではなく、ホコリ以上にsasibaeの影響を受けることの方が経営的にも、作業性としても、精神的にも甚大な影響がある。
張った者勝ちなんだが・・・
そう言えば、西部の肥育農家息子が勉強に来ていたが、張っただろうか?


最近は、12月になっても晴れ気温が上がる天気も多く、まだまだ効果はあると思うが、東部酪農家ではあと4戸ほど張りたい農家がある。
今年やるか、来年やるか、まぁ時間の問題ではあるが。