sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

クマをどう考えるか。

長崎県に就職された平田さんを講師に迎え、シカとクマ対策の研修会に参加した。
シカはかなりのスピードで増殖中で、
 →東部は、兵庫と岡山側から山を越えて侵入中 
  若桜・智頭に加え、用瀬・河原でもかなり確認されはじめた
  中部に行くのも時間の問題。
 →島根も山間部を中心として広島から入っている
鳥取は兵庫・岡山・島根から包囲されつつある。  
捕まえて、美味しくいただくのが、最大の対応策らしい。
シカが山の中の植物を食べ尽くすと、山林中の土壌保全能力が失われ、
少しの雨で土砂災害が頻繁に起こるようになるそうだ。
生態系も崩れる。

一方、クマに関しては、数は増えてはいないが、行動範囲は確実に拡大中。
食糧の問題なのか、環境なのかは不明。
4歳で性成熟し、繁殖も2年以上で1回程度なので、数が増える可能性は少ないそうだ。
但し、果樹園などで人慣れしているのも事実なので、安易なエサを狙っての凶暴化も考えられる。
山と里での棲み分けが一番だか、その山も荒れている。
人が一番勝手なんだろうな。
クマ鈴については、音が出ると安心してはだめ。
川沿いなどは水の流れる音でかき消されてしまう。
とにかく慎重に。