sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

勢いがある

昨日から島根県江津市へ。
家保からのオファーで邑南町の酪農家でネットを張りたいと。
1日目午後研修会、参加者20名ほど。
天気が良く人が集まらない気配だったが、興味のある農家が集まった。
「わしのとこは、ネットまではエエ」と言っていたおじさん、
研修が終わる頃には、もう立派なsasibae博士になっていた。
3つのテーブルに別れワークショップ。
☆農家グループは盛り上がる。
 おじさん達は面白い。
☆家保グループもおなごパワーで盛り上がる。
 大人しめだったが、なかなか力がある。
★関係者グループ
 普及・共済など残りグループ・・・
 盛り上がりに欠けた。
 2月の繁殖セミナーを思い出される。

研修受けるだけに終わらないよう釘を刺して一日目終了。
夜は家保の方々と懇親会。
宮崎での大学先生の大活躍ぶり(家保・共済が尻ぬぐい)
はたまた両県の違いや
鳥取家保獣医の方々のスゴイところなど聞かせてもらう。
楽しい飲み会でした・・・

2日目、250頭牛舎でのネット張り。
ワイヤーなどの下準備は完了しているため、後はネットを張るだけ。
15名ほど参加しており、仕事は早い。
特に家保リーダーの3名が抜群に。
ただ外巻きで見ている人も多い。
関係機関の方々・・・指示待ち。
ネットを張るとハエが見える。
ハエが見えるとみんな興奮状態。
今日は晴れていたため、昼前から牛が片寄りはじめる。
この農場、規模も課題も県内のあの農場に似ている。
合間に農場内を回ってみると、いろいろなことが見え、
家保担当の方にいろいろと伝え、検討をお願いした。
通路・飼槽・パーラー内・ミキサー・汚水処理・・・
儲かったら汚水処理したいそうで、
その節は、また来ますと言って今日は失礼した。

この企画、家保企画。
実際には病気伝搬からの切り口だったが、どこまで普及拡大するか・・・
40ぐらいが充実していて、家保内でも良い雰囲気を感じた。
鳥取で言うと西家保か。
西高東低は島根でも同じらしい。
かたや完全に取り残されている普及・・・
変なプライドだけでは仕事は進まないと感じた。
マーケッティング&イノベーション。

今回の企画は、
農家要望を巧みに引き出し、
ネットというイノベーションで課題解決に向かうだろう。
次は三瓶山周辺の酪農部会がターゲットらしい。
1戸張れば、次々と学びそのうち自分でもsasibae研修会が開けるようになるはずだ。

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
山本五十六